丸裸でそこに向かう。

これまで、自分を守ってくれてきた信念や、歩くために助けてくれた全てが剥がれて落ちて、そのままが剥き出しになること

脆く柔らかい新しい芽
今にも壊れそうなはかなくて
無限の可能性に満ちている命のうごめき

新しいあり方に移るときの
心もとなさ

これまで支えてくれてきた手すりが消える
そのあとどうしたらいいのか、わからなくてもただその移ろいを、微かな未知のいのちの感触を、信じること

自分をつないでいた情報という情報がリセットされて何もなくなるときに待ち受けているものは、これ以上無い澄んだ透明の光のような、明晰さだと思う

くぐり抜けていく
ジタバタすることなく
止まるでもなく

フイルムが素早くコマ送りになる景色を決して、止めず、真っ直ぐの前を見据えてその汚泥の中を潜り抜ける

抜けた先の、その新しいあり方

これまであった全てが消えて、これまでになかった全てがある場所

 

丸裸でそこに向かう。

 

March 4, 2020
Mai

 

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