君の名は。

忘れても

忘れても

どれだけ離れようとしても

どれほど遠ざかっても

 

魂に刻まれた

記憶は

わたしをたったひとつの場所へと、戻す

 

あのときの後悔も

あのときの失敗も

なんどもやりなおしてなお

なんど忘れても

 

 

 

消えることのない想い

 

 

生まれるもっとずっと前から

そのずっと前の人生の前から

 

ずっと誰かを ずっとどこかを

 

ずっと、君を探してたんだよ。

 

 

 

一生でも、何章でも

生き抜いていこう

 

 

この引き寄せた終わらない縁を

最後まで。